2013/06/07

【翻訳】クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2013 第5ステージ 選手コメント

http://www.letour.fr/2013/CDD/LIVE/us/500/classement/index.html


【雑感】コンタ三味線かよ! という感じで、見事なアタックでした。前にツール・ド・スイスで失速した翌日の大復活を思い出しました。あのときの失速はハンガーノックだったんでしたっけ。ともあれ、今日のアタックで健在ぶりを見せつけました。対するフルームも落ち着いて対処してましたね。先行するマシュー・ブシェ(アメリカ、レディオシャック・レオパード)を、コンタとフルームのふたりが威圧するように追走し、追い詰め、やがてかわしていくシーンには全俺が涙しました。マシュー・ブシェ、怖かったろうなあ………。明日はお待ちかねの第6ステージ。山岳を越えてのスプリントステージです。メールスマンがまた2位以下を獲るかが見物であります。


ステージ優勝・総合1位のクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)
「コンディションが好調なわけではない」


ステージ優勝できたのは本当にチームメイトのおかげだと思う。彼らが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、上りで良い位置につけた。ピーター・ケノー(イギリス)とリッチー・ポルト(オーストラリア)は、他の選手たち全員のアタックを封じていた。先行するレディオシャックの選手[マシュー・ブシェ(アメリカ)]に追いつけるなんて思わなかった。総合1位のマイヨ・ジョーヌが手に入るのはわかってはいたけど、ステージ優勝も目指して、みんなに感謝を示したかった。

アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ)がアタックしたときは、そのまま泳がせた。今回の総合成績では、もはや脅威にならないと思ったからだ。今朝の段階の目標は、ローハン・デニス(オーストラリア、ガーミン・シャープ)からマイヨ・ジョーヌを獲得することだった。彼はクライマーとしては、それほど有名ではなかったし、タイム差を数分はつける必要があった。でも、最終的にはステージ優勝も目指す必要があると思った。それができて驚いている! 

いまのコンディションはそれほど好調というわけではない。その状態で、ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)やアルベルト・コンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ)、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)といった総合優勝候補の選手たちに打ち勝てて、とても素晴らしい。だけど、アルベルト・コンタドールは3週間のツール・ド・フランスに向けて、しっかり調整してくると確信している。


山岳賞のトマ・ダムソー(フランス、アルゴス・シマノ)
「自分の運を試した」


今日はあまり簡単ではなかった。昨日の夜、とても調子が悪かったからだ。少し病気がちな状態が続いている。咳も出ていた。ともかく、今日は運試しで、なんとか逃げに入った。そのおかげで、山岳ポイントをいくつか稼げて、山岳賞争いでのリードを広げることができた。山頂のポイントをかき集めるだけじゃ不十分だということは、理解している。でも、ぼくは純粋なクライマーではないんだ。だから、この山岳賞ジャージをキープするためにできることはすべてやるつもりだ。自分に最適な山岳をターゲットにした。今日やったのは、それだけだった。


コメント出典
http://www.letour.fr/2013/CDD/LIVE/us/500/journal_etape.html

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