2014/03/18
【編集・執筆】日本ファルコム公式 英雄伝説 閃の軌跡 公式ビジュアルコレクション
3月27日発売予定の『日本ファルコム公式 英雄伝説 閃の軌跡 公式ビジュアルコレクション』の制作をお手伝いしましたので、ご報告します。昨日まで、パリ〜ニースの翻訳載せてて、この変わり身は何なんだ……という感じなのですが……。ともあれ、一足早く、できたてほやほやの見本誌をいただきました。やはり大判の絵がババーンと載っているのでページをぱらぱらめくって眺めるだけで楽しいです。
個人的には『日本ファルコム公式 英雄伝説 閃の軌跡 ザ・コンプリートガイド』に続いてのお手伝いでした。担当したのは「デザインワークス」部分全体の構成と、「EXTRA」の書籍のパート。
裏話的なことを申し上げますと、デザインワークス用にいただいた素材の量が膨大すぎて、あれもこれも紹介したいとかなり詰め込みすぎてしまいました。このため初期段階では絵素材が小さくなってしまい、逆にあまりビジュアルとは言えない感じに……。もろもろ勘案して、担当編集さまに大なたをふるってもらい、メリハリのある初期画稿集となりました。各種イベントのシーケンスの初期案がわかる絵コンテなどが見どころです。年内発売予定となっている『閃の軌跡Ⅱ』も楽しみです。
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2014/03/17
【翻訳】パリ〜ニース2014 第8ステージ 選手コメント
ということで、太陽へのレース「パリ〜ニース」、終わりました! 最後の最後でルイ・コスタが落車するというハプニングがありましたが、なんとか無事でゴール。ルイ・コスタは逆転優勝はできなかったものの、見事に総合2位。表彰台にはコロンビア人のベタンクールが登りました。でもって、総合1位がマイヨ・ジョーヌ、総合2位がアルカンシェル、総合3位がフランスのナショナルチャンピオンジャージという、フランス人のRRファンならヨダレもが出そうな豪華なジャージそろい踏みでしたね! 同時開催中のティレノ〜アドリアティコでは、コロンビア出身のキンタナも活躍しているし、今年もコロンビア人ライダーが一波乱起こしそうです。ティレノもおもしろいですが、春の到来を告げる、来週の“ラ・プリマヴェッラ”の名前を持つミラノ〜サンレモも楽しみですね。
●ステージ1位:アルテュール・ヴィショ(フランス、FDJ.fr)
この三色旗の(フランス・チャピオンの)ジャージを着用してから、初めてのステージ優勝だ。このパリ〜ニースのクイーンステージだったので、とても感慨深い。このパリ〜ニースのコースプロファイルは自分も総合に絡めそうだったので、今回はエースとして参加することになった。今日のすごいステージを走り終えたときに表彰台に立てたのは、ほんとに素晴らしかった。
これからはクラシックレースに集中するつもりで、すぐに来週のミラノ〜サンレモになる。今回のコースはスプリンター勢が有利になるように変わってしまっている。
自分自身はステージレースのスペシャリストに変わったつもりはない。他のステージレースだと、タイムトライアルや山岳ステージの連戦があるので、自分にとってはかなりハードだ。だけど、この調子の良さを維持してアルデンヌ三連戦に挑みたい。あのレースはとても好きだから。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-8/news/int/arthur-vichot-great-to-win-the-queen-stage.html
●総合1位・新人賞のカルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
こんな素晴らしいレースで総合優勝できて、とても名誉に思う。そして、コロンビア人のサイクリストが復活したことも示せた。ジロ・デ・イタリアで総合5位になったことも誇らしいが、今回の総合優勝の価値はそれ以上だ。大勢の優秀な選手たちが競い合う大きなレースで優勝できたこととは、本当に重要だ。同時にAG2Rというチームの強さも証明できた。
昨年はカタルーニャ一周から、シーズンをスタートした。今年は少し早めにシーズンをスタートして、そのおかげでクラシックレースを前にして、本気でモチベーションを高めることができた。今シーズンの最大の課題はツール・ド・フランスだ。大きなことをやりとげないと思っている。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-8/news/int/carlos-betancur-a-great-honour.html
●パリ〜ニースで仏チームが23年ぶりに優勝したことを喜ぶヴァンサン・ラヴニュ監督(フランス、AG2Rラモンディアール)
このチームが結成したのも23年前だ。これまでに、このチームはドーフィネで2回総合優勝したが、パリ〜ニースでは総合2位か総合3位だった。ようやく総合優勝できた。レーススケジュールのなかでも最大規模のステージレースで総合優勝できて、とてつもない満足感がある。この優勝で、われわれのチームが国際的な実力を持っていることをしっかり示すこともできた。
最初は、このパリ〜ニースでは、ジャンクリストフ・ペロー(フランス)をエースにするつもりだった。しかし、タイムトライアルがないことに気づいて、カルロス(ベタンクール)をエースに決めた。今回なら彼もタイムトライアルでタイム差を失なうことがないはずだからだ。彼は、これで素晴らしいキャリアの出発点に立った。彼はワンデーレースやグランツールでも活躍する才能があると思う。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-8/news/int/carlos-betancur-a-great-honour.html
リザルト
- ステージ1位:アルテュール・ヴィショ(フランス、FDJ.fr)
- 総合1位:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- ポイント賞:ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
- 山岳賞:ピム・リヒハルト(オランダ、ロットベリソル)
- 新人賞:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- チーム総合成績:チーム・モビスター
2014/03/16
【翻訳】パリ〜ニース2014 第7ステージ 選手コメント
第6ステージ、終了。終盤のゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)の落車はハラハラしました。総合争いから脱落したものの、なんとか無事にゴールしたようでなによりです。第6ステージで印象に残ったのはルイ・コスタ(ポルトガル、チーム・モビスター)の悔しそうな要素。優勝を狙いにいったものの取れずに2位。今期5度目の2位だそうで、アルカンシェルの呪いなのでしょうか。とはいえ、14秒差で総合2位に付けております。ベタンクールのメカトラ一発で逆転できるタイム差なので、気は抜けないのでしょうね。あと、総合3位に26秒差でつけているゼネク・スティバル(チェコ、オメガファーマ・クイックステップ)。シクロクロスの世界チャンピオンながらも、ロードでもここまでの成績を出すのですね。ジルベールをかわしてゴールした記憶もありますし、今年は調子が良いようです。パンチャー的な活躍が期待できそうですね。
ステージ1位:トムイェルテ・スラグテル(オランダ、ガーミン・シャープ)
昨日はスタートのときはすごく調子がよかったけど、ゴールするときにはなにもかも失なっていた。今日、ステージ優勝できので最大限の挽回ができたと思う。このパリ〜ニースは自分にとって、ものすごく大きな存在になっている。昨年、ツアー・ダウン・アンダーで優勝したとき以上の大きな天啓になっている。今後に向けて大きなモチベーションになったのは明らかだ。
1年前にアンドリュー・タランスキー(アメリカ、ガーミン・シャープ)が、このレースで優勝したときの状況に少し似ていると思う。今後の予定は、クラシックレースとバスク一周に出てからジロが控えている。とても長くてタフなスケジュールだ。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-7/news/int/slagter-the-best-possible-revenge.html
総合1位・新人賞のカルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
チームとしてもタフな1日だった。チームに対して、かなりのプレッシャーもあったけど、全体としてしっかりとアシストしてくれた。とくに最後の1キロでは、緊張感が最も高まっていたけど、素晴らしいアシストをしてもらえた。
明日もまだまだ警戒が必要だ。タイム差があまりない選手も残っている。総合優勝にかなり近づいたものの、まだ夢でしかない。このレース、世界サイダ規模のレースで優勝できたら、ものすごい満足感が得られると思う。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-7/news/int/carlos-betancur-still-a-dream.html
リザルト
- ステージ1位:トムイェルテ・スラグテル(オランダ、ガーミン・シャープ)
- 総合1位:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- ポイント賞:ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
- 山岳賞:ピム・リヒハルト(オランダ、ロットベリソル)
- 新人賞:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- チーム総合成績:チーム・モビスター
2014/03/15
【翻訳】パリ〜ニース2014 第6ステージ 選手コメント
ベタンクールが見事2連勝。昨日のASO公式リリースには、AG2Rのヴァンサン・ラヴニュ監督もコメントを寄せていて、ベタンクールはピュア・クライマーというより、パンチャー系クライマーなのだそうで、どっちかというとホアキン・ロドリゲスに近いタイプとのこと。たしかにゴール前の登りはホアキンが得意そうなコースでしたね〜。
●ステージ1位・総合1位・新人賞のカルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
今日は長い1日になりそうだと思っていた。距離も長かった。でも、自分向けのゴールだった。今日のAG2Rはチームの絆も強かった。このジャージは彼らの素晴らしいアシストの結果だ。今日は、これ以上の成果は出しようもない。
個人的にはゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)が総合争いの最大級のライバルだ。もちろんニーバリも最大のライバルだ。だけど、AG2Rは最強のチームだから、山岳でアシストしてくれるし、マイヨ・ジョーヌもキープできている。
(イタリア出身の元選手の)ミケーレ・バルトリは、ぼくの父親のような存在だ。彼の家から1kmくらいの場所に住んでいて、プロ選手の仕事ぶりを学ぶうえで、彼ほど影響を受けた人物はいないと思う。
ぼくはかなり高い目標を持っている。初めてのツール・ド・フランスでは、いつだって困難がつきまとうことは知っている。でも、去年ジロに向けて準備したやりかたとまったく同じ方法で調整して、チームのためにできるだけベストを尽くしたい。この2〜3年は、コロンビア人選手たちがヨーロッパにやってきて、家族と遠く離れた困難な状況であっても、次第に結果を出せている。
少し疲労はあるし、残り2つステージもタフだ。あとは運任せだ。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-6/news/int/betancur-i-m-a-very-ambitious-rider.html
リザルト
- ステージ1位:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- 総合1位:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- ポイント賞:ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
- 山岳賞:シルヴァン・シャヴァネル(フランス、IAMサイクリング)
- 新人賞:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- チーム総合成績:チーム・モビスター
2014/03/14
【翻訳】パリ〜ニース2014 第5ステージ 選手コメント
シャヴァネルさんは、やっぱりかっこよかったです!
●ステージ1位のカルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
フィジカルの調子の良さを感じていた。こういった風変わりな終盤の展開だと、ステージ優勝の難しさはわかっている。それもあって、ちょっと早めのアタックになったのかもしれない。自分のほうが強くて、他のみんなは強そうに見えるだけだと言い聞かせた。
今となっては悔しいけど、これまでのステージで少しタイムを失なっている。今日のステージでそれを挽回できた。ぼくはまだパリ〜ニースに大きな願望を持っている。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-5/news/int/carlos-betancur-i-have-great-ambitions.html
●総合1位のゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
またマイヨ・ジョーヌをキープできてうれしい。今日もチームメイトたちのアシストが素晴らしかった。チームとしては(アタックした)全員を対処する予定はなかった。
ジャイアント・シマノとクイックステップの選手たち、そしてぼくたちのチームが集団スプリントを目指して追い上げているのがわかった。それで、なんとか(集団スプリントに)近いところまで持っていけた。
個人的には、ニーバリ(イタリア、アスタナ)やベタンクールといった選手たちが、まだ総合優優勝に絡むと思っている。彼らは、ぼく以上に総合争いを経験している。
明日は220kmを超えるハードなステージになりそうで、終盤は険しい登りが控えている。できれば、上位に絡みたい。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-5/news/int/geraint-thomas-glad-to-still-have-it.html
●山岳賞のシルヴァン・シャヴァネル(フランス、IAMサイクリング)
今日は逃げに入るとは思ってなかった。ほんの1分差で、総合勢とのタイム差が少なすぎると思っていた(見逃してくれないと考えていた)。とにかく、実際には逃げグループで最適な位置に入れた。最終的に、メイン集団がぼくたちの運命を決めて、2分差以上をつけて一息するヒマも与えてくれなかった。それでも、ぼくは前方でとても好調さを実感できていた。このレースで一波乱を起こせそうだと感じている。いずれにせよ、今回がぼくにとって唯一のチャンスとなりそうだ。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-5/news/int/sylvain-chavanel-i-want-to-blow-up-the-race.html
リザルト
- ステージ1位:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- 総合1位:ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
- ポイント賞:ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
- 山岳賞:シルヴァン・シャヴァネル(フランス、IAMサイクリング)
- 新人賞:ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
- チーム総合成績:AG2Rラモンディアール
2014/03/13
【翻訳】パリ〜ニース2014 第4ステージ 選手コメント
●ステージ1位のトムイェルテ・スラグテル(オランダ、ガーミン・シャープ)
マヨルカでのワンデーレース以降は、このレースが今シーズン初レースだったので、信じられない。この数日はとても疲れていたけど、今は好調さを実感できている。今日は自分にとって一番可能性があった。あの登坂は、本当に自分向けのコースだったけど、このステージで優勝できるとは思ってもいなかった。ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)が優秀な選手だから警戒していた。彼は速いし強いし、本当に才能もある選手だ。彼に勝つには最適なタイミングを待って仕掛ける必要があった。それが完璧にうまくいった。なすべき仕事をしただけだ。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-4/news/int/slagter-it-was-the-job-i-had-to-do.html
●総合1位のゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
信じられない。つい、この前の金曜日に、自分がチームのエースになることを知ったばかりだった。パリ〜ニースは、ツール・ド・フランスやジロに引けを取らない世界最大規模のステージレースだ。(そういうレースで)マイヨ・ジョーヌを獲得することは、とても光栄で幸せだ。チームメイトたちのサポートが素晴らしかったことも、明かだ。彼らを失望させないようにするのは、本当にすごいプレッシャーがある。
ぼくはリッチー・ポルトのサポートに必要なら、あらゆる役目を果たしてきた。だけど、今回、リッチーはティレノ〜アドリアティコのほうに参加することになってしまい、ぼくに大きなチャンスが訪れた。今はただマイヨ・ジョーヌを着ることができた、この日を楽しみたい。明日にはジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)が、このジャージを取り戻してしまうだろうし。
ゴールでは、ただ走っただけだ。自分に対してなんの疑問もなかった。ステージ優勝を狙う常套手段なら、たぶんスラグテルの後ろに付くべきだったのだろう。だけど、ゴールで最高の力を出した結果、このジャージが手に入ったので大満足だ。
スカイは本当に素晴らしいチームで、多くの才能に溢れている。たとえば、クリス・フルームやブラドレー・ウィギンズ、リッチー・ポルト。エドヴァルド・ボアッソンハーゲンやイアン・スタナードもいる。このチームは、お互いを高めあっていると思う。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-4/news/int/thomas-let-me-enjoy-that-day-in-yellow.html
リザルト
- ステージ1位:トムイェルテ・スラグテル(オランダ、ガーミン・シャープ)
- 総合1位:ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
- ポイント賞:ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
- 山岳賞:ヴァレリオ・アニョーリ(イタリア、アスタナ)
- 新人賞:ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
- チーム総合成績:AG2Rラモンディアール
2014/03/12
【翻訳】パリ〜ニース2014 第3ステージ 選手コメント
地味にボーネンやフースホフトもひそかに10位内におりました。調整しながらも、機会があれば優勝を狙うといったスタンスなんでしょうかね。じんわりとシーズンが始まっております。デゲンコルブもクラシックの調整と明言していますしね。さて、第4ステージからは山岳ステージとなります。若手のクライマーの台頭を期待したいところです。
●ステージ1位・総合1位・ポイント賞・新人賞のジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
(今日まで)2回ゴールを狙ったけど、失敗していた。でも、今日はすべてがうまくいった。昨日までは、ぼくたちはかなりナーバスだった。動けるだけのスペースがなかったからだ。本当にすべてがうまくいった。これまでは、いつも何かが噛み合わなかった。今日はチームのために勝利できてうれしい。チームメイトたちはいつも万全な方法でぼくをサポートしてくている。
この世界でマイヨ・ジョーヌが欲しくない自転車選手はいない。だから、とてもうれしい。まるでツール・ド・フランスの気分だ。
このジャージはできるだけ守ろうと思うけど、今回の目的は総合成績じゃなくて、ステージ優勝と今後のクラシックレースの調整のためだ。ぼくたちはクラシックレースを狙うチームでもあるから。
それと、ぼくたちはドイツでは、かつてはミハエル・シューマッハ、今ではセバスチャン・ベッテルといったレーサーたちのファンでもある。彼らと同じようなコースを走れて名誉に思う。2012年のブエルタでは、今日のようなサーキットのステージで優勝できて、そのときはポイント賞ジャージを獲得した。サーキットのステージはツキをもたらしてくれる!
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-3/news/int/degenkolb-everything-worked-perfectly.html
2014/03/11
【翻訳】パリ〜ニース2014 第2ステージ 選手コメント
とくに書くことはないのですが第2ステージのコメント翻訳であります。ホフランドがデゲンコルブを制してしまうとは。ほんとに新世代スプリンターが台頭してきていて、喜ばしいかぎりです。
●ステージ1位のモレノ・ホフランド(オランダ、ベルキン)
(優勝できて)少し驚いている。残り1kmで、かなり遅れていたから。ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)の後ろに付いていて、かなり早い段階でアタックして、彼を驚かせた。この2〜3週間は、かなり調子が良くて、この調子をできるだけ長く維持したいと願っている。
明日は、あと1勝できる最後のチャンスだ。昨シーズンのうちに、かなりたくさんのことについて改良して、冬の段階で自分がどれだけ速く走れるかを確認していた。だけど、ここまで最高速度が上がっているとは思っていなかった。
今シーズンの目標はクラシックレースに出場して、学ぶことだ。自転車の世界では、具体的に目標にしている選手はいないけど、ペーター・サガン(スロバキア、キャノンデール・プロサイクリング)やトム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)のようなアグレッシブな選手は好きだ。スプリンターの新世代が大きく台頭してきていて、とてもエキサイティングだ。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-2/news/int/moreno-hofland-a-little-surprise.html
●総合1位のナセル・ブアニ(フランス、FDJ.fr)
去年、マイヨジョーヌを着て落車したことを思い出して少し怖くなった(注:昨年は落車により第2ステージでリタイヤした)。だけど、今日は良い日で、すべてが順調だった。最初の100kmのあいだは(ケガした)膝が痛かったけど、走っているうちに痛みも薄れていった。最後にはなにも感じなかった。
ともかく、今日はスプリント以外は問題はなかった。最後の200メートルだけど、デゲンコルブやホフランドとバトルできるほどの余裕がなかった。たぶん、もう少し前の段階で動いていれば、絡むこともできたと思う。明日はサーキットでのゴールだ。2年前のブエルタで走ったこともあるし、かなり速くてエキサイティングな展開になると思う。明日は、本当に速いゴールになると思う。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-2/news/int/nacer-bouhanni-my-knee-was-not-a-problem.html
2014/03/10
【翻訳】パリ〜ニース2014 第1ステージ 選手コメント
ロードレースシーズンの幕開けを告げる、太陽へのレースが始まりましたね。生で見るとやっぱり楽しいわ。新ジャージもいろいろでまだなじみないですが、今シーズンは慣れたら見分けもしやすそうですね。
さて、予習もかねて、時間の余裕があるときに選手コメントを勝手に訳して載せます。あと、個人的には木曜日からJスポーツ初放送となるティレノ〜アドリアティコが楽しみです。こっちも載せたいよなあ。
●ステージ1位・総合1位・ポイント賞のナセル・ブアニ(フランス、FDJ.fr)
●山岳賞のクリストフ・ラボリ(フランス、ブルターニュ-セシェ・アンヴィロヌモン)
2年前のフランス選手権のことを思い出した。あのときは落車したけど、優勝した。自分自身に落車したから今日は優勝できると言い聞かせて、やり遂げた。信じられない。チームメイトたちの仕事も素晴らしかった。ぼくのモチベーションを引き出してくれたし、今日は勝てるとも言ってくれた。
追走しているときは、とても痛かった。膝が痛くて、ドクターのところに2〜3回は下がっていった。そこで、ドクターから錠剤をもらった。終盤には、痛みのことはまったく気にならず、スプリントのことだけを考えていた。昨年は第1ステージで優勝して、翌日に落車した。今年は落車したけど優勝した。これまでの、ぼくとパリ〜ニースについてのエピソードは、話せば長くなってしまう。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-1/news/int/bouhanni-paris-nice-and-me-is-a-long-story.html
今日の目標は山岳賞ジャージを狙うことだった。そうなってしまえば、明日の朝も明日の夕方も山岳賞ジャージをキープできることがわかっていたからだ。このことは、ぼくたちのチームとしても、とても重要なことだ。このジャージのスポンサーはジャン・フロックで、ぼくたちのチームもスポンサーとして支援してくれている。まさにプラン通りで、ぼくはそれを実行した選手のひとりでしかない。というのも、ぼくがいちばん速かったからだ。本当は小集団と一緒に行きたかったけど、気がついたら単独だった。とても長い一日だった。
今後のステージについては、期待してもらいたい。自分はクライマーとして優秀な部類だ。(山岳ステージが控える)今週末のぼくの気持ちを想像してもらいたい。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-1/news/int/christophe-laborie-i-ll-see-how-i-feel-at-the-end-of-the-week.html
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