【覚書】モレマ、まさかのグランツール初勝利。てことで、あの飛び出しと、後方での牽制をうまく利用して初勝利をものにしたモレマでした。ジロかブエルタで1勝してたんじゃないかと思ってたので、今回がグランツール初勝利だなんてビックリしましたよ。
昨日のステージの大きな見所は、横風区間(とその後に)大暴れしたカンチェラーラでした。どさくさに紛れてステージ5位ってところもちょっとだけ注目しております。これ、もしかして世界戦のロードもまだ諦めてないんじゃないかと匂わせてくれました。
本日のコメントの注目はバルベルデ。第18ステージのゴール地点であるペーニャ・カバルガを走ったことがないそうです。さらに下見もしてないそうで「調子が良ければ問題ない(大意)」という大物っぷりを発揮してらっしゃいます。あとはホーナー老師のコメント「ビール準備して待ってろ、クズども。It's a SHOW TIME! HAHAHAHA(大意)」もビールクズとして見逃せません。まさに山場に入ろうとしているブエルタ2013でした。
あ、あと、宮澤選手においしくネタにしていただいた誤変換があります。ニコラス・ロッシュのコメントの次の部分です。
- ×:最初にポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル)が取り残されたことを尻、
- ○:最初にポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル)が取り残されたことを知り、
編集部に修正をお願いしておりますので、しばらく後に反映されると思います。お恥ずかしい限りです :(
さて、本日のオマケ翻訳はランプレ・メリダのマチン監督。リケーゼの悲しみのコメントが載るかと思いきや監督コメントでした。ランプレ・メリダは良い動きを見せるものの、ほんとに勝利が遠いですね。サッカーにたとえるとシュート本数も多く、枠内シュート率も高いけど、なかなかゴールを割ることができなものどかしさに近いです。山岳ステージのどこかでスカルポーニ、マドリードでリケーゼといったストーリーはありそうですね。
なかなか勝利をつかめないランプレ・メリダのシュアン・フェルナンデス・マチン監督
チームのパフォーマンスがしっかり発揮されたステージだった。ずっと状況をコントロールできていたし、困難な局面であっても、しっかり対応できていた。エシェロン隊形で走った後に、先頭集団に4名の選手を送り込んだ。ディエゴ・ウリッシ(イタリア)が活躍して、あと一歩で勝利に届きそうだった。彼以外にもマキシミリアーノ・リケーゼ(アルゼンチン)も勝利へ向けてがんばってくれた。だけど、残念ながら、バウク・モレマ(オランダ、ベルキンプロサイクリング)のことは誰も予想だにしていなかった。ブエルタのスタート以来、このチームは良いパフォーマンスを出し続けているが、いまだに勝利に恵まれない。
コメント出典
http://www.teamlampremerida.com/en/2013/09/vuelta-a-espana-richeze-3-mollema-vince-da-finisseur/
http://www.teamlampremerida.com/en/2013/09/vuelta-a-espana-richeze-3-mollema-vince-da-finisseur/