ベタンクールが見事2連勝。昨日のASO公式リリースには、AG2Rのヴァンサン・ラヴニュ監督もコメントを寄せていて、ベタンクールはピュア・クライマーというより、パンチャー系クライマーなのだそうで、どっちかというとホアキン・ロドリゲスに近いタイプとのこと。たしかにゴール前の登りはホアキンが得意そうなコースでしたね〜。
●ステージ1位・総合1位・新人賞のカルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
今日は長い1日になりそうだと思っていた。距離も長かった。でも、自分向けのゴールだった。今日のAG2Rはチームの絆も強かった。このジャージは彼らの素晴らしいアシストの結果だ。今日は、これ以上の成果は出しようもない。
個人的にはゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)が総合争いの最大級のライバルだ。もちろんニーバリも最大のライバルだ。だけど、AG2Rは最強のチームだから、山岳でアシストしてくれるし、マイヨ・ジョーヌもキープできている。
(イタリア出身の元選手の)ミケーレ・バルトリは、ぼくの父親のような存在だ。彼の家から1kmくらいの場所に住んでいて、プロ選手の仕事ぶりを学ぶうえで、彼ほど影響を受けた人物はいないと思う。
ぼくはかなり高い目標を持っている。初めてのツール・ド・フランスでは、いつだって困難がつきまとうことは知っている。でも、去年ジロに向けて準備したやりかたとまったく同じ方法で調整して、チームのためにできるだけベストを尽くしたい。この2〜3年は、コロンビア人選手たちがヨーロッパにやってきて、家族と遠く離れた困難な状況であっても、次第に結果を出せている。
少し疲労はあるし、残り2つステージもタフだ。あとは運任せだ。
コメント出典 http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/stage-6/news/int/betancur-i-m-a-very-ambitious-rider.html
リザルト
- ステージ1位:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- 総合1位:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- ポイント賞:ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)
- 山岳賞:シルヴァン・シャヴァネル(フランス、IAMサイクリング)
- 新人賞:カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、AG2Rラモンディアール)
- チーム総合成績:チーム・モビスター