2013/07/18

【翻訳】ツール・ド・フランス2013 第17ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/113041


【覚書】フルー無双! コンタの悔しそうな顔が印象的でしたね。あと、コンタとホアキンの差が0.72秒というのも驚きでした。ホアキンは、モンサンミッシェルのTTでもそんなに悪いタイムではなかったので、この数年で本当にTTを改善してきたのですね。いよいよ最終週も大詰めの山岳ステージに入ります。フルームは堅実に守りに入る一方、それ以外の選手たちが一波乱を起こそうとしている感じです。コンタドールもそれなりに調子を上げてますし、ホアキンもバルベルデも好調です。このメンツをエヴァンスが「無敵艦隊」と読んでるんですね(下記参照)。

ということで、今日のオマケ翻訳はエヴァンスの日記からのコメント。なお、CW本誌のほうでもエヴァンスのコメントを掲載していますが、そちらはBMC公式のもので、今回の不調の原因を述べております。こちらは不調のことはまったく離れた観測者としてのコメントです。


冷静に分析するカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)

この3週間のレースのなかで、そして第3週という意味でも、過酷なタイムトライアルだった。選手と機材の両方にとっては試練となった。延々と登りが続き(走行時間の50%以上が相当する)、高速なダウンヒル区間ではエアロ効果の高いTTバイクが大きく勝敗を決した。

今日はオブザーバーとして参加したので、他の選手が選択した機材やバイク交換の手際などをチェックしていた。「気軽」に行くことにしたので——ぼくはこういうことに慣れてないのだけど——タイムを失いつつも、次の数日間の可能性に備えて体力を温存した。ダウンヒルの区間は、今日はうれしさと悲しさの両方がないまぜだった。コースを熟知していれば、タイムも縮められるコースだった。

少し残念なのは、ジャンクリストフ・ペロー(フランス、アージェードゥーゼル)のツールが終わってしまったことだ。これまで、彼はしっかり乗れていて、フランス人選手のなかでも最上位だった。そして同じ元MTB選手としても、彼のことはとても残念に思う。グランツールの第3週で勝ちを狙おうとする選手ならば、この段階でのレースでの勝利には、メンタル面での疲労蓄積と集中力が必要なことは理解できると思う。明日のステージについてはって? 「スペインの無敵艦隊」の波状攻撃が見られるんじゃないかな?


コメント出典
http://www.cadelevans.com.au/cadelsdiary.aspx
Tour de France - Stage 17 Wednesday, 17 July 2013

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