- クインターナ「予想以上だった」 フルーム「自分がなしえた現実に圧倒された」 | cyclowired
- DE - Bild des Tages - Etappe 20 (Annecy > Annecy - Semnoz) - Vidéo Dailymotion
【覚書】事実上の最終日となる第20ステージ。最後の山岳だけに、コンタドールのアタックが見られるかと思ったのですが、ちょっと防戦的な動きでしたね。最終日に動いたのは、絶好調のモビスターでした。昨日に引き続いての2連勝ですよ。しかも、クインターナは総合2位と山岳賞の座まで獲得して好調ぶりを見せつけました。新たな山岳王の誕生といってもいいかもしれませんね。第19ステージを制したルイ・コスタといい、モビスターは選手も粒ぞろいで本当にしっかりしたチーム作りをした結果が出た感じですね。
さて、CW本誌のほうのコメントですが、ツール公式はクインターナとフルームの2名のみのリリースでした。各チームも下山やパリ郊外への移動で慌ただしいようで、あまりしっかりしたコメントが出ておりません。せめてコンタドールと、山岳賞を逃してしまったピエール・ロランのコメントは出したかったのですが、ソースがないことには……ということで今回はありませんでした(コンタドールはFacebookやTwitterでコメントしてますが紋切り型の挨拶でした)。
そのかわりといってはなんですが、今回は最終日前の記者会見でフルームのロングインタビューがベースになっております。けっこう感極まった感じでありますよ。よかったねー、フルーム。
さて、オマケ翻訳はモレマとフグルサング。第2週まで大健闘していたベルキンと、そしてチームメイトがガンガン撤退して窮地に立たされていたアスタナという2つのチーム事情を考えると、少しおもしろいかも。というか、このふたり、おたがいに意識しあってたのが笑いどころです。
総合6位のバウク・モレマ(オランダ、ベルキンプロサイクリング)
ぼくの脚がもっとスーパーだったら、大物たちと一緒に走ることができたのだけど。でも、今日の最後の山岳のペースは莫迦みたいに速くて、登り口に着いたときにはもう限界に達していた。ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ)が脱落していくのが見えたとき、彼は自分の同志だと思った。彼はおそらく、ぼくが彼の後ろに付いていたことはうれしくなかっただろう。でも、彼は理解してくれると思う。総合6位の成績には満足している。これが、ぼくが出せる最大の結果だ。
http://www.teambelkin.com/teamnews/tdf-quotes-following-stage--1127
総合7位のヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ)
バウク・モレマ(オランダ、ベルキンプロサイクリング)は、先週ずっと戦っていたので、この2〜3日はかなり疲れているように見えた。今日は山岳の最終日で、彼をアタックするチャンスがある最後の日だった。だけど、今日の彼はうまいレース運びで自転車に乗っていて、まったく諦めることがなかった。彼はとても強い選手だ。彼とゴールまで戦えたことに敬意を表したい。
http://proteam-astana.com/en/news/2013-tour-de-france-stage-twenty