2014/06/10

【翻訳】クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2014 第3ステージ 選手コメント

http://www.letour.fr/criterium-du-dauphine/2014/us/stage-3/news.html




【雑感】ぐだぐだなスプリントを僅差で逃げ切って制したのはアルント君でした。ジャイアント・シマノのおかげでドイツ人ライダーの活躍が見られてうれしいすな。Tモバイルの復活みたいな感触があります。さて、どうもドーフィネの公式リリースはステージ優勝者だけに限ってるようです。ですので第2ステージは昨日のままで更新しておりません。第3ステージも総合1位のコメントなどが公式にあがっていたら、後ほど更新しますが、たぶんないと思われます :)

 と思ったら、3勝ジャージ(コンタ除く)と新人賞のコメントがあったので、こちらを追加。レザの山岳賞て、戸惑いますよね。


●ステージ1位のニキアス・アルント(ドイツ、ジャイアント・シマノ)

今日ステージ優勝するとは思っていなかった。チームとして考えていたスプリンターはラインハルト[レイナード・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ、ジャイアント・シマノ)]だった。だけど、彼はステージ序盤に落車してしまったこともあり、彼がスプリントで勝負できるかがわからなかった。そこで、チームとして集団に2名のスプリンターを送り込むことになった。なんとかスプリントに持ち込んだものの、暑さのせいと、序盤に逃げ集団を追走する必要もあったから、ハードなレース展開だった。

今日のステージ優勝はアルノー・クーテル(フランス、FDJ)が最も可能性が高いと思っていた。だけど、すばらしいチームワークのおかげで、完璧なリードアウトになっていた。最終コーナーを過ぎたときには、8番手〜10番手あたりだったので、まだ自信はなかった。だけど、自分の予想以上の速度でスプリントできた。トップスピードを維持できたので、ラインハルトを発射せずに、そのままスプリントを続けた。おかげで、1位と3位に入れたので、非常に満足している。

ジャイアント・シマノは、マルセル・キッテル(ドイツ)やジョン・デゲンコルブ(ドイツ)といったトップスプリンターを擁するチームとして有名だ。だけど、ルーカ・メスゲツ(スロベニア)やラインハルト、ぼくなどのスプリンターたちも充分に実力があることを示せた。素晴らしい勝利だ!

出典:http://www.letour.fr/criterium-du-dauphine/2014/us/stage-3/news/int/nikias-arndt-i-wasn-t-the-designated-sprinter.html



●新人賞のウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ベルキン)

とても暑かった! 今日は自転車に乗っているあいだじゅうずっと向かい風が強かった。でも、ぼくにとってはそれが好都合だった。まだ脚にジロの疲れが残っているので、今は果敢に攻めるよりもゆっくり走りたい。といっても、風に加えて暑さのせいもあって、本当にハードなレースだった。ともかく、この新人賞ジャージを着ていることを満喫しつつも、最後まで維持したいと思う。

出典:http://www.letour.fr/criterium-du-dauphine/2014/us/stage-3/news/int/wilco-kelderman-171-i-prefer-to-ride-slowly-now-187.html


●ケヴィン・レザ(フランス、ユーロップカー)

今日の目標は、今晩まで山岳賞ジャージを維持することだった。それが実現できてとてもうれしいし、かなりのアドバンテージも維持できた。このジャージは自分の脚質とはまったく向いてないものだ。でも、このドーフィネという大きなレースで、こういった特別なジャージを着ることは多いに意味がある。このジャージでどこまで行けるかがんばってみるつもりだ。ただ、ジャージを維持するための長期プランはない。今のところは着ているだけで満足だ。

出典:http://www.letour.fr/criterium-du-dauphine/2014/us/stage-3/news/int/kevin-reza-171-no-long-term-plan-187.html


●総合1位のクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)

今日はみんなが暑がっていた。ぼく個人は、こういった暑さは好きだ。今日は総合ジャージを守るのに、まったく問題はなかった。チームとしても逃げ集団を追ってはいなかった。落車があるまでは、FDJとトレックが追っていた。

今日は穏やかなステージだったけど、明日はかなり波乱のあるステージになると思う。本当にハードなステージなりそうだし、また大きなバトルもありそうだ。(ゴールの)ギャップまでの下りで差が開いてしまうこともありうる。こういったゴールだと状況が複雑になる可能性もある。トラブルに巻き込まれずに、マイヨジョーヌを維持したいと思う。

出典:http://www.letour.fr/criterium-du-dauphine/2014/us/stage-3/news/int/chris-froome-171-another-big-fight-tomorrow-187.html

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