【覚書】ブエルタ・ア・エスパーニャ2013でもコメント翻訳を担当させてもらうことになりました。また3週間、よろしくお願いします。ということで、第1ステージのコメントが公開されました。
本日のコメントの見所は、やはり今シーズンは悲運が連続するブライコヴィッチです。来シーズンのチームが決まってないことについて、レース公式リリースでは「アスタナは契約するつもりがないらしい(大意)」と悲しみに満ちた告白をして、チーム公式リリースでは「このチームの一員でうれしい(大意)」という秋波を送っています :) あとコメント内でも触れていますが、7年前の新人時代にブエルタでマイヨロホを着たのが、このガリシア州でのステージだったそうで、ちょっとした縁があるんでしょうね。
で、このマイヨロホについて、アスタナのゴールシーンをハイライトなどで確認してもらいたいのですが、残り75mくらいでニーバリがブライコヴィッチに声をかけているようなんですね。ニーバリのコメントにある「マイヨロホを譲った」の劇的瞬間は、たぶんこのあたりです。
ほかの注目コメントとしては、無邪気に「ニーバリに30秒差がついたけど、明るい材料としてはプリトーに30秒差をつけられた」とのたまうバルベルデ師匠でしょうか。まだ第1ステージなのにかわいすぎますね :)
本日のオマケ翻訳はチームで2位に入ったレディオシャック・レオパードの総合系ライダー、クリス・ホーナー。カンチェが牽きすぎて隊列が千切れそうになっていたっぽいですね。
クリストファー・ホーナー(アメリカ、レディオシャック・レオパード)
ちょっと変わった言い方をすれば、最後の下りでは休んでいた。チーム内で差が広がっていたので、それを縮める必要があったからだ。その下りからゴールまでは、ファビアン・カンチェラーラがずっと牽いてくれた。今日の仕事のほとんどは彼がやった。自分がブエルタに出場した目的は、良いレースをすることだ。明日の山岳ステージは総合ジャージを獲得するチャンスがあると思う。
コメント出典
http://www.radioshackleopardtrek.com/news/great-start-la-vuelta-team-time-trial
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