2018/05/04

ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 設定資料集 : バレンシア・アコーディオン【雑文】

ご縁があって『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 設定資料集 : バレンシア・アコーディオン』の見本誌をいただきましたので、ご紹介いたします。

同書は2017年に発売された『ファイアーエムブレム Echoes』の設定資料集となります。本の系譜的には、『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 設定資料集 テリウス・リコレクション[上]』と『ファイアーエムブレム 暁の女神 設定資料集 : テリウス・リコレクション[下]』に続くものなんでしょうが、10年近く前の作品をベースにしたテリウス・リコレクションの2冊に比べると、最近の作品だけに、ビジュアルはかなり充実しておりました。3DSのギャラリーで表示されるイベント絵が高解像度の大きな絵でババーンとみられるのは、それだけで楽しいものでした。あと、おそらく制作のIS内部にグラフィックのご担当者が数名いるんでしょうが、絵のタッチの違いもおもしろいです(湖川タッチの絵は世代的に響くものがありました。※個人の感想です)。

本書の土台となる『ファイアーエムブレム Echoes』は、初期のFCで発売された「ファイアーエムブレム」シリーズの2作目『ファイアーエムブレム外伝』のリメイク作品です。第1作目であるFC版『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』は、SFC版の『紋章の謎』の第1部にダイジェスト版(ダイジェストと言いがたいほどのボリュームだけど)として収録されたり、3DS版の『新・暗黒竜と光の剣』としてリメイクされていたのですが、『ファイアーエムブレム外伝』のほうはバーチャルコンソールで登場するまでは、まったくプレイすることのできないレアな作品でした。

一方で、英雄王マルス(の世界)の物語は、3DS版の『新・紋章の謎』のあとに2013年に『ファイアーエムブレム 覚醒』に、その2000年後の世界が描かれてしまい、ロートルなFEファン(自分のこと)を驚かせるのでありました。その『覚醒』では、『外伝』の舞台であるバレンシア大陸の系譜と思しきヴァルム帝国が登場し、大きく物語に絡み、ロートルなFEファン(自分のこと)の度肝を抜きます。なかなかプレイできないバレンシア大陸の物語(『外伝』のこと)が気になっていたところで、2017年に『ファイアーエムブレム Echoes』として、装いも新たにリメイクされ、ようやくバレンシアの物語に接することができたわけです。

で、ここからが妄想です。ミッシングリンク的な存在であった外伝を『Echoes』としてリメイクした理由を考えてしまうわけです。年代的に並べると『新・暗黒竜と光の剣』→『新・紋章の謎』→『Echoes』→2000年後の『覚醒』の順となります。2000年もあれば、暗黒竜や邪竜が世界を二度三度くらいは危機に陥れてもよさそうじゃないですか、あの世界。イーリス聖王国・初代国王のギムレー退治は『覚醒』でぼんやりと語られ、『Echoes』のクリア後のエピソードで地味にその予兆が出てきます。

あと2年で30周年を迎える『ファイアーエムブレム』シリーズ。その節目を飾るのは、アカネイア世界のギムレー退治のお話なのか、あるいは『覚醒』後のお話なのか。はたまた別世界のお話なのか。期待して待ちたいと思います(2年もあるので、その間にも他の作品が出たりして)。

関連URL

zenback