ヴィヴィアーニが今シーズン初勝利という事実にちょっと驚きました。そして、メールスマンの味わい深いコメント :)
ステージ優勝のエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、キャノンデールプロサイクリング)
「ジロでの経験が登坂に役立った」
これが今シーズン初勝利で、とてもうれしい。ジロではマーク・カヴェンディッシュに2回も負けたもの、好調なまま終えることができた。だから、今日はナセル・ブアニ(フランス、FDJ)やトル・フスホフト(ノルウェー、BMCレーシングチーム)よりも登坂で、しっかり集団について行けた。チームメイトのマチェイ・ボドナル(ポーランド)とクリスティアン・コレン(スロベニア)がコフィディスの選手[レイン・ターラマエ(エストニア)]の後ろから引き上げてくれた。
スプリントでは完璧な位置取りだった。このドーフィネでの目的は、第6ステージのグルノーブルまで走ることだ。そこで止めるつもりだ。ぼくはツール・ド・フランスでは走ることにはなっていない。チームのスプリンターとしては、ペーター・サガンがいる。今年は、シーズン始めから、たくさん走ってきた。すぐにでも休息が必要だろうし、8月まではレースにも出るつもりはない。
総合1位のダヴィ・ヴェイユー(カナダ、ユーロップカー)
「パニックにはならなかった」
イエロージャージを着た日が無事に終わった。チームメイトたちは、特別な仕事をしてくれた。ほとんどは彼らのおかげだ。ぼくたちはパニックになることはなかった。4人の逃げの後ろでは、ずっとレースをコントロールできていた。トマ・ヴォクレールも、ぼくをヘルプしてくれた。彼は他の機会には彼へ献身的にアシストすることを知っているからだ。同じことを明日も再びできれば、タイムトライアルの日までは、このジャージをキープできるかもしれない。そうなったときは、クリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)やトニ・マルティン(ドイツ、オメガファーマ・クイックステップ)などの選手を相手に、タイムトライアルでもベストを尽くすつもりだ。30kmの距離での2分差は、それほどアドバンテージともいえない。
新人賞・ステージ3位のトニー・ギャロパン(フランス、レディオシャック・レオパード)
「脚が攣っていた」
最後は少し大変だった。チームメイトを見失っていたし、ゴールまでは向かい風だった。残り500mでスプリントを始めたけど、少し遠かった。だから、自分の前を走っている2人の優秀なスプリンター[エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、キャノンデールプロサイクリング)とジャンニ・メールスマン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)]に追いつく方法がなかった。今日のコースは、けっこう楽しめた。でも、簡単というわけではなかった。勝負には負けたし、最後の上りでは痙攣もあった。でも、なんとかその場に留まって、結果としてこの白いジャージを、一緒にゴールできなかったトムイェルテ・スラグテル(オランダ、ブランコプロサイクリング)から手に入れた。
ポイント賞・ステージ2位・総合2位のジャンニ・メールスマン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
「また2位だった!」
エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、キャノンデールプロサイクリング)は真のスプリンターだ。だから、彼の負けて2位なら恥ずかしくない。でも、また2位だった! 今年はトップ7に入るのが、これで17回目だ。明るい話題としては、今日はチームが本当によく逃げを追いかけてくれたおかげで、この緑のポイント賞ジャージを着ることができて、そして総合2位にもなれた。このジャージをずっとキープしたいと思う。
山岳賞・総合3位のトマ・ダムソー(フランス、アルゴス・シマノ)
「先頭で走るのは楽しい」
先頭で走るのは楽しい。単に2日連続で逃げただけではなく、それなりの目的があったからだ。今日は2つの目的があった。ひとつは山岳賞の水玉ジャージ獲得のためのポイントを獲得することで、その目的は果たせてとても満足している。もうひとつはステージ優勝のためで、これは果たせなかった。でも、レイナード・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ、アルゴス・シマノ)をスプリントで4位に送り込むことができた。アルゴス・シマノにとっては良い日となった。
コメント出典
http://www.letour.fr/2013/CDD/LIVE/us/200/journal_etape.html
http://www.letour.fr/2013/CDD/LIVE/us/200/journal_etape.html