2013/06/06

【翻訳】クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2013 第4ステージ 選手コメント

http://www.letour.fr/2013/CDD/LIVE/us/400/journal_etape.html



【雑感】コンタドールがけっこう不調なようですな。明日からの山岳ステージがどうなるのかが見物ですね。


ステージ優勝のトニ・マルティン(ドイツ、オメガファーマ・クイックステップ)
「快復が間に合って良かった」


今日のタイムトライアルに勝つことが、大きな目標だった。この2日間は腹痛があって、100%の力を発揮できるか自信がなかった。快復が間に合って良かった。今日が楽しみだった。2月のヴォルタ・アン・アルガルヴェ(アルガルヴェ一周)以来、久しぶりの長距離タイムトライアルだった。今日のコースは楽しめたけれど、もう少し起伏があっても良かったと思う。

クリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)にタイム差をつけることができて満足している。彼とはツール・ド・フランスのタイムトライアルでも優勝争いすると思われているしね。


総合1位・新人賞・ステージ2位のローハン・デニス(オーストラリア、ガーミン・シャープ)
「ワールド・ツアーの大会で総合1位になる夢が叶った」


ものすごくうれしい! 自分の目標はこの白い新人賞ジャージだった。さらに、この黄色い総合ジャージも獲得できた。こういったワールド・ツアーの大会で、黄色い総合ジャージを着る夢が実現した。このドーフィネでの役割は、アンドリュー・タランスキー(アメリカ、ガーミン・シャープ)のアシストをすることだったが、残念ながら彼は不調のようだ。

ぼくの調子は良いと思う。クリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)やアルベルト・コンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ)などの選手とTTで競り合うのは、ちょっとしたギャンブルになりそうだった。最終的にはトニ・マルティン(ドイツ、オメガファーマ・クイックステップ)のタイムにあそこまで近づけて自分でも驚いた。今までのキャリアで、今日がベストなタイムトライアルだと思う。

今日は、平均的な速度を維持したまま乗れるように力を温存したので、ゴールに行くまでに失速することはなかった。もう少し力を入れて走っても良かったかも知れない。今は、この黄色いジャージを着れて、とても感動している。できるだけ長く、このジャージを維持したいと思う。


山岳賞のトマ・ダムソー(フランス、アルゴス・シマノ)
「山岳賞の水玉ジャージの防衛は、かなり大きな試練」


今日のタイムトライアルは、ぼくにとっては休養日みたいなものだった。このレースで山岳賞の水玉ジャージを着たまま、明日からの山岳ステージに入れるのは、自分のやる気にも大いに刺激になった。このままリードを保てるかは、かなり大きな試練だ。

先月のジロ・デ・イタリアでは、山岳ステージで好調なことは自覚できた。ガリビエ峠のステージでは、優秀なクライマーたちにそれほど遅れることなくゴールできた。他の多くの山岳ステージでも、ロバート・ヘーシンク(オランダ、ブランコプロサイクリング)などの選手と一緒に登坂していた。

今年はがんばって体重を絞っている。頭を使って乗らないと、アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ)やクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)といった選手たちには付いていけないだろう。ぼくが山岳ポイントを稼げそうな場所については予習を済ませている。そういうところで、アタックする必要もある。明日もジャージをキープできる機会があると信じている。明日以降は、だんだんと難しくなってくるだろう。


コメント出典
http://www.letour.fr/2013/CDD/LIVE/us/400/journal_etape.html

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