3/10に開催された第5ステージはオルトナ〜キエーティ区間の230キロ。最大斜度20%の山頂ゴールを制したのは、ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)。クリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)がついにマリア・アズーラを獲得。総合2位のアルベルト・コンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ)、総合3位のヴィンツェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)とトップ3に優勝候補者がひしめきあう形となった。
●ステージ優勝のホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)
実力を発揮できて満足している。
今日の勝利は、ぼくにとってもチームにとってもかなり重要だ。今年のワールド・ツアーのレースでの初勝利だからだ。今日のステージの後半と、あの激しい斜度は覚えている。ぼくたちは今日は序盤から最後まで注意深く走った。このキエーティで勝つのはとても難しいとわかっていたからだ。みんな、ぼくがなにかすると期待するからだ。彼らは、ぼくがこういう上りゴールの専門家なのを知ってるからだ。
明日は長くてタフなステージになるだろう。ぼくたちは、もう総合成績を狙って、これ以上走るつもりはない。ただ良い成績は残そうとは思う。それにチームメイトたちの調子もかなり良い。誰かを逃げ集団に送り込んで、なにかしでかすのもおもしろい。失うものはなにもないから。
コメント出典
http://www.katushateam.com/2013/03/joaquim-rodriguez-takes-the-first-worldtour-win-for-katusha-in-2013/
●総合1位のクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)
クヴィアトコウスキーが少し下がったというのを聞いて、少しモチベーションが上がった。でも、正直なところ、もうガス欠になるところだった。
ぼくたちのチームは、残り45〜50kmの2〜3の山岳でやる気を出して、本気で牽き始めた。そして総合リーダーに何度もプレッシャーをかけた。今日のステージの終盤に、この効果が出て、最後の登坂で彼は脱落し、けっこうな差がつけられるだろうと思った。
防衛戦は、とても有利な立場だ。
ぼくはタイム差を稼ぐように走るより、防戦するほうが好きだ。明日は他の選手が、すべてを投げ打つように走ってほしいと思う。明日は天気がだんだんと悪くなっていきそうだ。コースも1日中アップダウンが多くて、ぼくたちにとってもあまり簡単ではない。
最終日の9.2キロのタイムトライアルが総仕上げになるのだけど、最後の最後までずっと戦うことになるだろう。
コメント出典
http://www.teamsky.com/article/0,27290,28563_8554866,00.html
- ティレノ〜アドリアティコ2013 第5ステージリザルト
- ステージ優勝:ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)
- 総合1位:クリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング) 22.11'53
- 総合2位:アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ) + 0'20
- 総合3位:ヴィンツェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) + 0'20
- 山岳賞:チェザーレ・ベネデッティ(イタリア、ネットアップ・エンデューラ)
- ポイント賞:アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ)
- 新人賞:ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、オメガファーマ・クイックステップ)
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