2013/03/12

【翻訳】ティレノ〜アドリアティコ2013 第6ステージ 選手コメント

http://www.cannondaleprocycling.com/relentless-peter-sagan-one-two-at-the-tirreno-adriatico/

3/11開催の第6ステージは、ポルト・サンテルピディオ〜ポルト・サンテルピディオ区間の209キロ。荒天かつアップダウンが激しく難度の高いステージとなった。ゴールを制したのは、今年のティレノ2勝目となるペーター・サガン(スロバキア、キャノンデール)。また、サガンと一緒に逃げたヴィンツェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)が逆転して総合1位となり、総合2位のクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)に34秒の差を付けた。総合3位はトップと37秒差のホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)。また、山岳賞はダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・メリダ)に移った。(2013-03-12 12:17更新:人知れずミスを訂正


●ティレノ2勝目のペーター・サガン(スロバキア、キャノンデール)

勝つには難しい日だった。

今朝の時点では調子も良くなかった。ここ数日の疲れもあった。今日のステージはスタートからハードだった。レースの序盤のうちは、あまり体力を使わないようにしていたら、だんだん良くなってきた。結果が出せそうな絶好の機会だと思ったので、チームメイトたちと集団の前に出ることにした。そしてチームメイトたちが、しっかりと逃げ集団を捉えてくれた。

ニーバリがアタックしたときは、良いチャンスが来た思った。彼とは3年前に一緒のチームでレースをしていたから、仲も良かったし、お互いに助け合えると思った。彼がいなかったら、今日の逃げがうまく行ったとは思わない。ぼくと彼ともに満足いく結果になった。あの勇気ある行動はリーダージャージを着るにふさわしいよ。

(ゴール時のガッツーポーズで上腕二頭筋にキスしたことについて)今日は、両脚だけじゃなく両腕も必要だった。斜度が30%を越える登坂もあって、両腕を使ってリズムを維持しながら仕事する必要があった。だから、ぼくの両腕は公の場で感謝するのにふさわしかった。
コメント出典
http://www.cannondaleprocycling.com/relentless-peter-sagan-one-two-at-the-tirreno-adriatico/


総合1位:ヴィンツェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 27.57'26

サンルイス(ツール・ド・サンルイス)よりもオマーン(ツアー・オブ・オマーン)よりもハードだった。とくに昨日と今日のステージは。2013年のティレノ〜アドリアティコで、もっとも過酷な日を終えることができた。

雨が降り始めたときは感謝した。ぼくは濡れた路面で冷たい天気のコンディションが得意な選手だ。それに今日はチーム戦術を展開するのが難しいコースだったからだ。最終的には適切な場所で適切なタイミングでアタックを仕掛ける展開になるだろうと思った。

今日使ったバイクは、このコースに向けて完璧にセッティングされていた。チームのメカニックやスタッフには感謝している。彼らは、ぼくたち全員が今日のコースを安全で快適に走れるように準備してくれた。明日の9キロのタイムトライアルでは、青い総合ジャージを着て走ることになる。それを守ったままゴールした。今日はタイムを稼げた。でも、まだ明日の仕事が残っている。
コメント出典
http://proteam-astana.com/en/news/tirreno-adriatico-results-stage-six


  • ティレノ〜アドリアティコ2013 第6ステージリザルト
    • ステージ優勝:ペーター・サガン(スロバキア、キャノンデール)
    • 総合1位:ヴィンツェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 27.57'26
      • 総合2位:クリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング) + 0'34
      • 総合3位:ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) + 0'37
    • 山岳賞:ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・メリダ)
    • ポイント賞:アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ)
    • 新新人賞:ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、オメガファーマ・クイックステップ)

▼本日の「上腕二頭筋」:超兄貴 ~「聖なるプロテイン伝説」~
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