2013/09/05

【翻訳】ブエルタ・ア・エスパーニャ2013 第11ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/116157



【覚書】休養日明けとなった第11ステージ。自分が住んでいる地域では、豪雨の影響があって、衛星からのシグナルが途絶え気味で、あまりテレビが映らずまともに観戦できませんでした。ちょっと悔しいです。とはいいつつも、放送開始時にはすでに趨勢は決していて、カンチェラーラがしっかり決めておりましたので、そこまでの影響はなかったのですが。

本日のCW本誌で注目していただきたいのはトニ・マルティンのコメント。第11ステージのタイムトライアルは、コースとしてはまったくTT向けじゃないとカンチェもトニマルも述べてはいるのですが、世界選手権のTTの前哨戦の意味あいもありました。で、この結果にカンチェも自信をもったし、同時にトニ・マルも世界戦のコースは下りがないから、彼の自信も揺らいでないとのこと(でも、悔しそう)。月末に控える世界戦に向けて、早くも静かな火花が散っているようですね。

また、昨日・今日とハチ(蜂)が、微妙な影響を与えているようです。ニーバリはハチに刺されて、目がかなり腫れているようです。インタビューではサングラスをかけて隠していましたね。また、クリス・ホーナーもTT中に唇にハチが止まって大変だったようです。コメントとしておもしろかったのは、ニーバリのほう。ハチ刺されの治療として、UCIの許可を得てクスリを使ったけど、MPCC[信頼できる自転車界を作るムーヴメント]の同意を得ていないというところ。こういうユーモアが出てくるのは余裕があるのでしょうね。また、ハチに刺されたからといって、ブエルタを去ることはないとも明言したのは、ちょっと喜ばしかったです。

なお、バルベルデやモレーノのコメントもほしかったのですが、レース公式リリースやチーム公式リリースには掲載されておらず、ピックアップできませんでした。ちょい残念ですね。

さて、本日のオマケ翻訳は11ステージの勝者カンチェラーラ。CW本誌に掲載できるほどの話題ではなかったので没にしました。が、最初の10日間はけっこうハードに走って疲れがたまっていたようで、昨日のステージには少し不安があったことがうかがえます。


ステージ優勝・敢闘賞のファビアン・カンチェラーラ(スイス、レディオシャック・レオパード)

TTが終わって満足している。とてもハードなコースで、TTスペシャリストには完璧といっていいほど不向きだった。だけど、自分のペースでレースをしようと言い聞かせて、自分にとってちょうど良いペースを見つけるようにしただけだ。

登り区間は風の強さもあって、本当に辛かった。おかげでかなりペースをクズしてしまった。さらに昨日は休息日というこもあって、休息日明けの自分の身体がどこまで反応してくれるかもまったくわからなかった。このブエルタの最初の10日間は、クリス・ホーナー(アメリカ)のためにかなりの労力の仕事をこなしていたこともある。


コメント出典
http://www.radioshackleopardtrek.com/news/fabian-cancellara-soars-vuelta-time-trial-victory

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