2013/09/02

【翻訳】ブエルタ・ア・エスパーニャ2013 第9ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/115914




【覚書】世界屈指の激坂があると大会運営サイドが喧伝する「バルデペニャス・デ・ハエン」。一昨年も笑いましたが、今年も笑うしかなかったんですね。制したのは絶好調のダニエル・モレーノ。CW本誌のほうは、ちょっと長めですが、レース公式とチーム公式の2つのコメントを掲載しました。というのも、モレーノがアタックしたポイントは、2011年にホアキンがアタックした場所で、ああいう作戦だったとチーム公式リリースで語っているからでした。ちょっと長めですが、お楽しみください。

また、現在のモレーノは誰も手が付けられないほど絶好調のようで、他の選手たちも口々にそう語っています。こちらも注目でしょうか。あと、第9ステージということもあって、そろそろ疲れが出始めているようです。ニコラス・ロッシュのコメントからはツール完走組に疲れが出始めているようなんですが……でも、モレーノもホアキンもバルベルデもツール完走してるんですよえん。ホアキンは表彰台だったし。てことを考えると、また調子を上げてきたホアキンの底知れないポテンシャルに驚きます。

あと、注目なのはやっと出てきた、リゴベルト・ウラン君のコメントです。無難な内容ですが、こういうコメントが出るということは、スカイはウランで行かざるを得ないと腹をくくったのかもしれません(あくまで妄想です)。

で、本日のオマケ翻訳はチーム公式のほうのジルベールのコメントです。あと、昨日、本誌に載せようと思ってすっかり忘れていたダニエル・マーティンのコメントも、ここにこっそりアップしておきます(よっぽど「ピヨる」という言葉を使おうと思ったw)。

ステージ8位:フィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシングチーム)

チームとしては1日中ずっとうまく機能していた。序盤にはマルティン・コーラー(スイス)とクラース・ロデウィック(ベルギー)が逃げをコントロールしていた。全員が自分たちの仕事をしっかりしていた。とくにヤニック・エイセン(ベルギー)とダニーロ・ウィス(スイス)は終盤にがんばっていた。おかげで狭い道幅のコースだけど、完璧な位置取りで走れた。ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ)が上りの早い段階でアタックして、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)や彼のチームメイトのホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)に4秒差を付けて優勝した。さらに、ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ)から総合1位の座も奪い取ってしまった。

コメント出典
http://www.bmcracingteam.com/index.php?id=115&tx_ttnews%5Byear%5D=2013&tx_ttnews%5Bmonth%5D=09&tx_ttnews%5Bday%5D=01&tx_ttnews%5Btt_news%5D=2141&cHash=2a55be4d75282d61cb1860d3eae353ec


第7ステージの落車が原因でブエルタをリタイアするダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)

このブエルタを去ることになってしまい残念だ。でも、頭のまわりに小鳥がピヨピヨまわっている状態では、レースでは戦えない。路上にあった穴ボコか石に当たってしまい、落車する羽目になった。

コメント出典
https://twitter.com/DanMartin86/status/373734474208780288


UCIのコミッセールの思いやりのなさに呆然としている。資金集めなんかよりも、もっと選手の安全に気を配ってほしい。
コメント出典
https://twitter.com/DanMartin86/status/373735441192984576

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