2013/09/14

【翻訳】ブエルタ・ア・エスパーニャ2013 第19ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/117093

  • ロドリゲス「イリュージョンを披露したい」 ホーナー「両脚もファンタスティックな状態だ」 | cyclowired http://www.cyclowired.jp/?q=node/117093



【覚書】まず、本日のCWのタイトルが期せずしてルー大柴風味になったことをお詫びしますw

さて。

きましたね、マジックナンバー3。第4ステージで3秒差で総合1位をニーバリにゆずったホーナーが、第18ステージでニーバリに3秒差に詰め寄り、そして第19ステージで3秒差でニーバリから総合1位の座を獲得しました。第20ステージでも3秒にまつわる因縁が起きたりするんでしょうかね。久しぶりに見応えのある山岳最終決戦となっています。

本日のCW本誌のコメントの注目は、やはり総合のにらみ合いにまつわるものです。ホーナーはその長いキャリアをして、バルベルデやホアキンに対しては、その手の内は読めるからね、と軽くおっさんコメントを出しています。あと、この年になれば、もう勝ち負けに悩まず眠るよという余裕も見せております。一方のホアキンは第19ステージの優勝でジャンプアップしたこととが表彰台圏内に入ってきて俄然やる気を見せています。バルベルデは事態を冷静に眺めて防戦体制に入るようです。そしてニーバリはあえてコメントを出さないという不気味さを見せています。総合争いと、表彰台狙いで、ものすごい混戦が見られそうで楽しみですね。

本日のオマケ翻訳はロドリゲス、バルベルデ、ウリッシのチーム公式のほうのコメントです。CW本誌とほぼ内容は同じですが、ややチーム寄りのコメントとなっています。補助資料としてお楽しみください。


ステージ優勝・総合4位のホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)

今日の結果は非常に満足している。ようやくステージ優勝できた。このチームはすべてが素晴らしい。チームメイトたちは、ぼくが勝つことを信じて、最初の1kmから最後1kmまでしっかりサポートしてくれた。最後の山岳でアタックする作戦だった。だけど、この山岳についてはあまり知らなかった。だけど、チームの監督がサポートしてくれて、適切な情報を教えてくれた。それで最後の1kmだとわかったときにアタックした。とてもハードだったが、全力で走ってステージ優勝できた。本当に喜ばしい。自分にも選手としての志があり、この勝利をずっと熱望していた。おかげでさらにモチベーションが高まった。

明日は最後の山岳ステージを走ることになる。総合成績はそこで決まるだろう。アングリルは今日の登りよりも遙かにハードだ。だから、あらゆる事態が起こりうる。すべてのクライマーが明日のステージでの優勝を狙うだろう。それだけの名誉があるステージだ。だから、自分も今日の好調を維持したいし、明日の勝利に向けて戦うつもりだ。

今日は表彰台に近づくことができた。それが今の目標だ。ぼくとチームの全員は、最後の1mまで可能な限り全力を尽くして最高の成績を目指したい。まだ総合優勝を目指しているか? 実際にはとても難しい。だけど、アングリルは怖ろしい山岳だ。選手たちはこの過酷な大会をここまで戦ってきて、誰もが疲れている。だから、なにが起こっても不思議ではない。

コメント出典
http://www.katushateam.com/2013/09/vuelta-a-espana-joaquim-rodriguez-conquests-alto-del-naranco/


ポイント賞・総合3位・ステージ6位のアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

ずっと勝つつもりだったが、もう余力が残ってなかった。プリト[ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)]は手札の使い方が本当にうまかった。彼がアタックしたとき、他のライバルたち全員がぼくに注目した。全員がぼくに追わせようとしたが、もう追うことができなかった。このブエルタで、ぼくたちはずっとハードな日々を過ごしてきて、つねに全力を出して走ってきた——あの(アタックされた)瞬間は誰もが疲れを感じていたときだった。

明日はマドリードに行くまえの最終決戦となる山岳だ。アングリルは厳しい山岳で、そこで通用する作戦はただひとつ。自分のペースだけを貫き通し、ライバルたちのことは忘れることだ。明日の天気もあまり好ましいものではない。だけど、できるかぎりのベストは尽くすつもりだ。

ホーナー(アメリカ、レディオシャック・レオパード)は本当に調子がよさそうで、タイム差はわずかとはいえ、明日の大本命だと思う。明日の地形はニーバリにとっては、ぼくとホーナー、そしてプリトに比べるとやや不利だと思う——だからホーナーが最強じゃないかと思える。今日は、ぼくたちのチームも再び素晴らしいサポートをしてくれた。

コメント出典
http://www.movistarteam.com/news/2013-9-13/all-set-for-l-angliru


ステージ2位のディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)

ミケーレ(イタリア)とぼくの今日のレースの出来はすばらしかった。ステージの最終区間でも、ぼくたちはしっかりレースに絡めいていた。できれば、チームにステージ優勝をプレゼントしたかった。ぼくたちは、このブエルタでずっと良いパフォーマンスを出せているから、優勝しても不思議ではない。今日のロドリゲス(スペイン、カチューシャ)のロドリゲスは強力だった。それでも、ぼくは優勝したかった。


コメント出典
http://www.teamlampremerida.com/en/2013/09/vuelta-ulissi-vicino-al-capolavoro-2-sullalto-de-naranco/

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