2013/09/06

【翻訳】ブエルタ・ア・エスパーニャ2013 第12ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/116221


【覚書】不振のジルベールがようやく優勝。これに尽きる第12ステージでした。ぼくを含め、ほっとしたファンも多いと思います。というか、なんですか、あの最後の登りゴール。けっこう勾配ありましたよね。さすがスペイン!

さて、CW本誌のほうの注目コメントは、やはりジルベール。インタビュアーさんが「2011年に比べて、なんでこの2年は不振なの?」とストレートな質問をしてらっしゃいます。ジルベールはこれに対して「ロット時代とは異なり、エースのアシストの役目もある」てな感じの答えをしています。雑ぱくにいうと、エヴァンスのアシストの仕事もあって、なかなか勝負に絡むことができないのでしょうね。ただ、2〜3位には入っているので、体力面での不調は感じてないようなのが安心材料でしょうか。どうもBMCへの移籍はジルベール本人にとっては、メリットが少なかったのかも。とはいえ、ここまでのスター選手を雇えるだけのチームが他にあるかというと、ちょっと難しいかもしれません。

あとおもしろかったのは、ジルベールは昨年もカタルーニャでのステージでシーズン初勝利を遂げたそうで、良いジンクスのある地方なのかもしれません。

第12・第13ステージは総合勢にとっては、ちょっと休みとなるようなステージです。本格的な総合争いは土曜日の第14ステージから。と考えると、第2週は若干の緊張をはらみつつ、ちょっと骨休め的な週になりそうですね。

さて、本日のオマケ翻訳は、チーム公式リリースのほうのジルベールのコメント。20秒までのスプリントなら、もっとも力が発揮できるとのことで、やっぱり勘を取り戻しつつあるんじゃないでしょうかね。今後のステージにも、そして世界選手権にも期待したいです(本人はぼくだけを期待するなと言ってますが)。

ステージ優勝のフィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシングチーム)

(優勝できる)手応えはあった。先日、2位になったとき[土曜日の第7ステージ]は、ほぼ優勝といってよかった——本当に厄介なゴールだった。そこで、今回はかなり早めに前に上がることに決めた。たとえば、今日は残り20kmで前のほうに上がった。おかげで、残りの距離をずっと風を受けて走ることになり、かなり体力を使ってしまった。だけれども、次々とやってくる事態を自分で確認できるし、自分の好きなラインを取ることもできる。残り2kmではチームメイトたちが完璧にサポートしてくれた。とくにダニーロ・ウィス(スイス)のサポートは素晴らしかった。

スプリントの開始があまりに速い場合は、とくにフィニッシュラインまで20秒近くの長い時間がかかる場合は、簡単とは言えない。その時間以内が、自分がもっと強いと思う。全力で踏めば、勝てるだろうとは思っていた。それでエドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、スカイプロサイクリング)をかわして勝つことができた。夢のようで、驚いている。

コメント出典
http://www.bmcracingteam.com/index.php?id=115&tx_ttnews%5Byear%5D=2013&tx_ttnews%5Bmonth%5D=09&tx_ttnews%5Bday%5D=05&tx_ttnews%5Btt_news%5D=2173&cHash=fbfd1f9400a0f26fcb2fa1f17bd3afd9

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