2013/09/13

【翻訳】ブエルタ・ア・エスパーニャ2013 第18ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/116995


【覚書】熱いおとこの走りを見た。そんな第18ステージでありました。きっとペーニャ・カバルガの道には、ホーナー(41歳)のからだからしたたり落ちた漢汁おとこじるが転々と模様を描いていることでしょう :) わずか3秒差の大接戦となりつつあるブエルタ2013。第19・第20ステージもまた手に汗を握る展開になりそうですね。

本日のCW本誌の注目コメントはステージ勝者のキリエンカ。あの執拗なまでのキッスポーズの意味が明かになります(ええと全文読まなくても見出しでバレてますね)。またホーナーの絶好調ぶりもニーバリやロドリゲスのコメントからうかがい知れると思います。また、ホーナー自身も相当にやる気を見せています。この「3秒」という数字は、今大会でホーナーにとっては因縁の深い秒数になっているようで、これで総合優勝できなかったらトラウマの数字なってしまうかも。

追記:本誌のほうに補足が1点と、誤解釈が1点ありました。下記のように修正したいです。
  • ステージ優勝のヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、スカイプロサイクリング)
    • 訂正前:ジロとツールではステージ優勝の経験があるが、ブエルタではステージ2位止まりだった(2008年の第19ステージ)。
    • 訂正後:ジロとツールではステージ優勝の経験があるが、ブエルタではステージ2位止まりだった(2008年の第19ステージ)[訳注:原文ママ。ツールでもステージ2位が最高位。グランツール優勝はジロのみ]。
  • 総合5位、ステージ11位のニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ)
    • 訂正前:数kmくらいは彼に先行していたのだけど。
    • 訂正後:数kgくらい彼より重かったのが原因だ。




さて、本日のオマケ翻訳はステージ4位のアダム・ハンセン。長すぎたのと、第18ステージのレース展開には大きく絡んでいないこともあってCW本誌では後半のパラグラフをバッサリとカットしました。そのカットした部分です。やはり今年のブエルタはかなり苦しそうです。もう1本はステージ4位のマルティン・コーラー。キリエンカが強さがジワジワとわかりますね。


ステージ3位のアダム・ハンセン(オーストラリア、ロット・ベリソル)

昨日は本当に厳しくて、体力を大きく消耗した。たった2人[ハンセンとハビエル・アラメンディア(スペイン、カハルーラル)]だけで走っていて、他の選手たちが合流してくれることを願っていた。ともかく、今年のブエルタは本当に難易度が高い。寒い日を2日も体験している。あのときは寒暖差の移り変わりがハードだった。だけど、もうじきブエルタもあと3ステージを残すところとなった。明日も先頭集団で走るつもりだ。土曜日のステージ[第20ステージ]では、とても厳しく、真のクライマーたちの舞台となる。これで7回目のグランツールを完走できそうなことに喜びを感じている。グランツールの完走は1回目も7回目も関係なく、つねに喜ばしいものだ。だけど、今回はとくに格別な気持ちになりそうだ。
コメント出典
http://www.lottobelisol.be/en/hansen-3rd-in-mountain-stage-1462.htm
ステージ4位のマルティン・コーラー(スイス、BMCレーシングチーム)

今朝の段階でコースプロファイルを確認したときは、登りよりも下りが多いステージだと思った。だから、このステージは自分向きだと考えた。だけど、ゴール間際は、とても険しかった。残り2kmでは20%近くの斜度になっていた。

キリエンカ(ベラルーシ、スカイプロサイクリング)の走りは素晴らしかった。(ステージ3位となった)アダム・ハンセン(オーストラリア、ロット・ベリソル)が急勾配の区間でアタックしたので、ぼくはまず彼に付いていくことを考えた。だけど、その後で距離が15m、20m、50mと次第に開いていった。

コメント出典
http://www.bmcracingteam.com/index.php?id=115&tx_ttnews%5Byear%5D=2013&tx_ttnews%5Bmonth%5D=09&tx_ttnews%5Bday%5D=12&tx_ttnews%5Btt_news%5D=2222&cHash=8f9e9e5bc2eb0bf85b10f8595c6d1c8f

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