2013/07/13

【翻訳】ツール・ド・フランス2013 第13ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/112684




【覚書】ツール史上でも、けっこう伝説となった平坦区間じゃないでしょうか。海岸線でもないごく普通の平坦コースだと思ったら、これですよ。ツールがなにがあるかわからないを堪能いたしました。

ということで、本日はCW本誌のほうのコメントはステージ優勝と4賞の各5名、そして総合勢で大きくタイムを詰めたもの3名、そして大きくタイムを落とした師匠の1名の計9名という大きなコメントになっております。

さて本日のコメントの見所は、バルベルデです。相当な遺恨となって、今後のツールの表彰台に影響しそうです。とくに次の3カ所に注目です。

全チームが止まって、ぼくが復帰するのを待ってくれていて、ぼくたちもギャップを埋めようとがんばった。でも、ベルキンやユーロップカーといったチームが状況を困難にした。
チームとして決定すれば、ぼくたちは彼をアシストすることになる。
だけど、ぼくたちは誰かを妨害して、最終日のポディウムに影響を与えるというチーム戦略をとることもありうる。


これによって、モビスターは来週のアルプス山岳ステージの連戦で、以下の3つの戦略をとる可能性が出てきました。

  • 素直にクインターナの総合上位入賞と新人賞獲得のアシストをする
  • ポディウムへの影響1:ベルキンの総合入賞を阻止
  • ポディウムへの影響2:ユーロップカーのローランの山岳賞阻止


また、総合リーダーの座についても、スカイがアシスト勢の脱落でチームとしての総合力はかなり下がっております。このなかでフルームがどうやって戦っていくのかも見物です。

翻って、すでに本決まりしつつあったと思われるツール・ド・フランス100回記念大会ですが、ここにきての大番狂わせで、堅牢と思われていたフルームの勝利が揺らぎ始めました。あわせて、タレ具合に関しては人後に落ちないとまでいわせた、老獪なバルベルデ師匠による各方面への遺恨。来週の山岳ステージはgdgdになること盛り上がること必至ですね。

ということで、本日のCW本誌は今後の訳者となるべき選手たちのコメントを取りそろえて、過去最大級のボリュームでお送りしました。よって、本日は朝から燃え尽きてしまったので、こちらでのオマケコメントはないです :) お時間ありましたら、ぜひ本誌コメントを読んで、いろいろとドラマを想像してください!

Vive le Tour!(訳:ビブショーツでツール・ド・フランスを見ようぜ!)

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