2013/07/19

【翻訳】ツール・ド・フランス2013 第18ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/113125


【覚書】フルーム無双と思いきやハンガーノックで、少し攻撃力が落ちたフルームでした。しかし、リッチー・ポルトの献身的なアシストでなんとか克服しましたね。また、コメントによるとコンタドールは脱水症状だったようで、せっかくの攻撃のチャンスを逃してしまったいた感じです。逆に、ここで少し成績を稼いだのがクインターナ。現段階で総合3位となりました。ここにきて、ホアキン・ロドリゲスも調子をあげており、明日・明後日の山岳ステージで熾烈な表彰台争いが繰り広げられそうですね。これはこれでおもしろそう。

さて、本日のおまけ翻訳は、今日も果敢に攻めたフォイクト父さん、そして上がり調子のプリトことホアキン・ロドリゲス、それからしっかりと総合10位に入っているカワサキ君の豪華3本立てです。

伝説を作りつつあるイェンス・フォイクト(ドイツ、レディオシャック・レオパード)

(勝利については)わからない——単純に莫迦なのだと思う。どのステージも、ワンデイ・レースと捉えて、次の日のことを考えてないのだろう。今日は1日中全力で走った。しばらくは好調だったけど、サクソ・ティコフがチーム総合成績を守ろうとして、後ろのほうでレースの難易度を上げてしまっていた。それから、前のほうにいた選手たちも莫迦なことに、一緒に行くことをやめて、分裂してしまっていた。それで最後の山岳が難しくなってしまった。良い挑戦ができたが、本当に疲れた。

(最後の数kmでは)暖かくて気持ちよいシャワーと食事のことばかりを考えていた。ヘッドホンから聞こえてたのは臨終の歌だったのかもしれない。決して、アインシュタインとその理論についての話ではなかった。

コメント出典
http://www.radioshackleopardtrek.com/news/alpe-dhuez-challenges-gc-hopefuls

総合5位・ステージ5位のホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)

素晴らしい経験だった。今日は終盤が絶好調だったと思う。この「ツール・ド・フランス」の準備のために、多くのトレーニングを積んできた。だけど、もう勝てるだろうとは思わない。クリス・フルームの走りは素晴らしいし、彼は勝利に値すると思うからだ。でも、表彰台の位置が近くなってくると、それを狙うのも悪くないと思う。

正直にいうと、今がぼくのスタンダードな状態だ。前のシーズンで見せた通りで、第1週は本調子ではなかった。ピレネーの段階で今の調子だったら、タイム差もここまで開くことはなかっただろう。明日と明後日は、2つともかなり厳しいステージだ。ぼくもチームメイトたちも、そのことはよくわかっている。そして、アタックして挑戦してみようと思っている。

コメント出典
http://www.katushateam.com/2013/07/tour-de-france-joaquim-rodriguez-moves-up-to-5th-overall-at-alpe-dhuez/

総合9位のミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、オメガファーマ・クイックステップ)

ステージごとに次第にハードになっていくと感じている。このツール・ド・フランスは絶対に毎日ハードになっている。次のステージは、ぼくの人生の中でも最もハードなステージになると思う。明日はおそらく今日よりもハードだ。ラルプ・デュエズの最初の登りはかなり苦しかった。でも、ペーター・ベリトス(スロバキア)の完璧なアシストで乗り切った。だから彼には、本当に感謝している。そのおかげで、サレンヌ峠からは第1集団に合流できた。その後、最後にラルプ・デュエズを登るときは自分のペースで走った。今回のツールでは、たくさんの経験をしている。それが、ぼくの主な目的でもある。

コメント出典
http://www.omegapharma-quickstep.com/en/news/show/tour-de-france-stage-18-kwiatkowski-top-finisher-after-double-alpe-d-huez-ascent/1326


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