2013/07/03

【翻訳】ツール・ド・フランス2013 第4ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/111613


【覚書】なんだかんだでおもしろいチームTTでした。やはりターゲットタイムとなっとオメガファーマ・クイックステップの強さもさることながら、それをわずか0.75秒のタイム差で上回ったオリカ・グリーンエッジ。しかも、オリカは初日のバス事件で味噌をつけていたのを、昨日の第3ステージと第4ステージで取り返した感があります。

オリカの面々は意外に気にしているっぽく、ゲランスも《このツール・ド・フランスで、このチームはとても大きく報道された。今度は正当な理由で取り上げられて、とても気分がいい。》と言及していますね。なんにせよ、ネガティブなイメージが払拭できてよかったです。あとはゴッシー君にがんばってほしいところです。

それから、コメントを訳していて泣きそうになったのが、オメガファーマ・クイックステップのトニ・マルティン。なんでしょう、このキャプテンシーは。個人TTまでにがんばって快復したいというモチベーションの高さ。このチーム、けっこう自由度が高い選手が多いのに、このところまとまってるのはマルティンがいるからではないかと思ったのでした(むろんカヴはカヴで裏でいろいろと盛り上げていたするというのは理解しています)。

さて、恒例の締切に間に合わなかったコメント訳w 本日はエヴァンス篇。BMCがあんなに遅れるとは思いませんでしたね。訳は例によって粗訳なので、ご寛恕ください。

総合28位のカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)

今日は短いがスキのない日だった。ほんの25kmのレースだったけど、プレッシャーもたくさんあって、1km進むごとにタイムを失っていった。このツールには、総合成績で結果を出すことを大きく期待されていることは自覚している。だからタイムを失うのは、ぼくたちの本意じゃなかった。でも、次第に
、ぼくたちは期待されただけの走りができずに、これだけの短距離なのに大きくタイムを失うことになってしまった。これで劣勢に立たされてしまったが、少しマージンが減っただけで、ゼロになったわけじゃない。レースの残り距離はまだまだある。だから、この最悪な日を糧にして前に進めばいいだけのことだ。

他の選手たちについて注目すると、フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)とコンタドール(スペイン、サクソ・ティンコフ)は数秒のアドバンテージを稼げて満足しているはずだ。なによりもうれしいのは、同じオーストラリア人たち(と南アフリカ人)[訳註:オリカ・グリーエッジのこと]が勝利して、オメガファーマ勢を脅かす存在になったことだ。さらに、ジェロ[サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)]がマイヨ・ジョーヌを獲得し、あと数日は着用することが確実なのも喜ばしい。


コメント出典
http://www.cadelevans.com.au/cadelsdiary.aspx
Tour de France - Stage 4
Tuesday, 02 July 2013


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