2013/07/15

【翻訳】ツール・ド・フランス2013 第15ステージ 選手コメント[cyclowired]

http://www.cyclowired.jp/?q=node/112865


【覚書】魔の山モンヴァントゥーでの頂上ゴールとなった第15ステージ。フルームの強さが際立っておりました。コンタドールもこの前に比べて復調してきてる感じがしたのですが(いつものダンシングに近い動きに見えた)、それでもフルームは強かった。

また、事前の予想通り、クインターナもよかったですね。最後、失速気味でしたが、あの軽やかさは見事でした。今後が楽しみだなあ。それと、注目株はエウスカルテルのミケル・ニエベでしょうね。初めてのツール参加で、モンヴァントゥでコンタとホアキンを押さえての3位です。チーム存亡の危機にあるエウスカルテルのことを考えれば、彼は良いアピールになったのではないでしょうか。

今日の休息日を挟んで、来週からはアルプスの連戦となりますね。第17ステージの山岳TTは標高1200mの山岳が2つ控えている、けっこう頭の悪い厳しいコースです。ここで、ほぼ勝負が決しそうです。コンタドールのあの軽やかなダンシングの復活を見たいなあ。

さて、本日のおまけ翻訳は、ベルキンのモレマとテンダム。そして、不遇のチャンプ、カデル・エヴァンスです。

総合2位のバウク・モレマ(オランダ、ベルキンプロサイクリング)

ここまでがんばるべきだったかどうか、わからない。最後の10kmは、本当にきつかった。ローレンスはとても強くて、しっかり仕事をしてくれた。本当に助かった。登りのあいだに少しリードが広がったけど、最終的に総合2位を維持できた。今日は死力を尽くす必要があった。でも、総合2位にいるには、それだけの痛みが伴うものだと思う。

総合5位のローレンス・テンダム(オランダ、ベルキンプロサイクリング)

今日はバウクをしっかりアシストできて満足だ。ふたりとも総合成績の上位を防衛できたことも満足している。モンヴァントゥーでは手応えを感じていた。残念ながら、フルームには付いていけなかったけど、驚くには値しないと思う。この1年というもの、彼はあまりにも強い。

コメント出典
http://www.teambelkin.com/teamnews/tdf-quotes-following-stage--1085

総合16位・ステージ31位のカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)

なにも言えない。自分の望みの順位からもほど遠く、困難ばかりだ。今日は好調なままスタートできた。スタートしてから少し疲れてたが、上りが始まる前にはすでに消耗してしまっていた。山岳が始まる前の段階ですでに消耗している場合は、大きな成果を期待するのは難しい。登坂をするにつれて、次第に不調になっていった。集団からも脱落して、かなりモチベーションも下がってしまった。

コメント出典
http://www.bmcracingteam.com/index.php?id=115&tx_ttnews%5Byear%5D=2013&tx_ttnews%5Bmonth%5D=07&tx_ttnews%5Bday%5D=14&tx_ttnews%5Btt_news%5D=1824&cHash=774e6cb525a976343b1a48e04d844e07


zenback